2016年7月3日日曜日

HP Spectre 13-v007TUをレビューします。オリジナリティに溢れたスタイリッシュなノート。Core i7-6500U、メモリ8GB、SSD512、重さ1.11kg、バッテリー9時間駆動とスペックにも妥協はない!ラグジュアリーなspectre(スペクトル)を評価してみます。

HP Spectre 13-v007TU
注文後待つこと1.5カ月、やっとspectre(スペクター)※1がやってきました。今回の購入の決め手はズバリ!デザインと性能です。他の、どのパソコンとも似ていないデザインとカラーリング。パッと見、派手に見えますが、実際はラグジュアリーで落ち着きのある大人のカラーなのです。


主なスペック

製品名: HP Spectre 13-v007TU
素材: アルミニウム(天面・キートップ面)、カーボンファイバー(底面)
カラー: ダークグレー x ブロンズコールド

CPU: Intel Core i7-6500U(2.5GHz)
メモリー: 8GB(LPDDR3)
ディスプレー: 13.3型フルHD(1920×1080ドット)、IPS、Gorilla ガラス4
グラフィックス: Intel HD Graphics 520(CPU内蔵)
ストレージ: 512GB M.2 SSD(PCIe、NVMe、Type 2280)
無線LAN:  (IEEE 802.11a/b/g/n/ac、2×2)
カメラ: 約92万画素ウェブカメラ
キーボード: 本語配列、バックライト、キーストローク約1.3mm

サウンド機能
Bang & Olufsenデュアルスピーカー、内蔵マイク、ヘッドホン出力・マイク入力兼用端子

インターフェース
USB 3.1 Type-C端子×3(電源オフUSBチャージ機能対応。
2ポートはUSB 3.1 Gen 2およびThunderbolt 3対応。
1ポートはUSB 3.1 Gen 1)、Bluetooth 4.2

ACアダプター: 45W USB Type-Cアダプター
本体サイズ: 約幅325×奥行き229×高さ10.4(最厚部11.2)mm
重量: 約1.11kg

バッテリー駆動時間: 約9時間(MobileMark 2014)
OS: Windows 10 Home(64bit)

◆詳しくはHPホームページをご覧ください。



※1spectreの呼び方

hpではラテン語の「 specto (スペクト) = 見る 」を語源とし、名称は(スペクトル)です。しかし、私はどうしてもスペクターと呼びたい!007が大好きだし。(笑


本体開封

一般的なノートパソコンとほぼ同じ大きさの箱、もちろんこの箱に送り状や納品書がベタベタ貼られている。HPの考えではこの箱は化粧箱ではなく外箱なのだ!隣は同時に頼んでいたレザークラッチバッグです。

箱を開けると、本体の入った本当の化粧箱が!

ハンドブックがオマケでついてます。

高級感アリアリ!ラッピングしているのでテカテカ

ブラックにブロンズゴールドでSpectreの文字のみ

出ました!


最初に持った感想は、実際十分に軽いのですが、想像より少し重かったです。

薄さは間違いない!

ブロンズゴールドが渋くて美しい!

ロゴが通常のhpとは別格だ!ダサさは全くない。

ボディーはダークグレーと言うより「ダークグレー + ブラウン少々」という感じ。サラサラとした手触り、指紋は付きにくいが油や水分は目立ちます。ブロンズゴールド部分は逆にテカテカで指紋は目立ちます。基本、使う前と使った後は磨きましょう!

フロント、薄すぎるあまり、やっぱり少し開け難い。

排気口のデザインも美しい。高付加をかけるとフューンと少し耳につくことがある。

吸入口は本体底にある。埃の大いい所で使用すると埃を吸い込みます。使用時は周りを置く掃除して使いましょう。

インターフェースはUSB Type-Cのみ!この割り切りが素敵だ!USB3.0との変換コネクタが付いているので取りあえず困ることは無い。

イヤフォンジャック、音を聞いてみたが普通でした。

htc10と比べてみました。多少コンパクトになったとはいえ、やはりACアダプタは大きい。


htc10にケースをつけた状態で比べました。htc10のほうが分厚い。

キーボードはこの薄さにしては大変に打ちやすいです。リターンキーの配置も大きさもマズマズ。トラックパットとスペースバーの位置も良好。両サイドにはスピーカーが配置されています。独特なパターンスリットがお洒落です。

メイン処のキートップは、ほぼスクエア。ただ、軽量化されたキーは少しカサカサとした音色です。この辺は好みの問題かな?キーのストロークはこの薄いボディーにしては良く確保されています。打音も少なくスタバで周りの人に迷惑が掛かることはないでしょう。トラックパットの操作性も良いと感じました。

しかし、軽い。

薄い!液晶は両サイド持って軽くひねってみると多少曲がります。柔軟に曲がることで衝撃を吸収するのでしょうか?でも、やっぱり不安。数年後に左右にネジレが出なければ良いのですが(汗

カーボンとアルミの筐体は剛性は高そうだが、やはり薄いので不安だ!

ヒンジは両サイドに2か所のみ、液晶の角度もここまでなので、これ以上無理やり押すとポキッと行きそうで不安だ。しかし、このヒンジのみで液晶にデータ信号を送っているのだからびっくりしてします。本当に構造はどうなっているのだろうか?

キーの側面もブロンズゴールド

電源ボタン

BANG & OLUFSEN と共同開発したスピーカーから出る音は、こもったりビビったりすることもなく、音空間も上手く処理されていると感じました。スカイプ等で相手の声もハッキリと聴きとれるし、その辺のチープなパソコンよりも音は良いと感じました。ただ、もう少し低音が出ると嬉しいのですが・・・本気で聴き込むようなサウンドではないけれど、この薄さでこの音は立派だと思った。


HP Spectre レザークラッチバッグ

シッカリとした作りです。
本体のブロンズゴールドと合わせたジッパーの色

型押しのシンプルなロゴがお洒落だ


内側は優しい素材で本体を守ります。




HP Z5000 Bluetooth マウス

デザインと配色はお洒落ですが、hpのロゴが普通なのが不満、あと、出来れば5つボタンだったら良かったのに




電池は上部をパカット外します。PCとの接続はBluetoothです。

磁石でひっついているだけなのです。

レザーは目に見えません? 壊れているのかと思いましたが、ちゃんと動きました。


HTC10でテザリングしてみた



画面は美しいです。が、sRGBとかAdobeRGBの表記はないので残念。



室内ではあまり早くなかった。が十分に使える。



2016年のガシェットは揃った!
テーマはハイスペック&大人の色気だ!

HTC10は黒に近いグレー、Spectre13のグレートの違いがよくわかると思います。

Spectre と HTC10 のシンプルな美しさは、リンゴなどの銀パソでは味わえないのだ!


パソコン・Smartwatch・スマホがあれば何でもできる!





実はCOACH(コーチ)の
バックパックの存在が購入を後押しした。

幅広くお洒落に利用できる大人のCOACH(コーチ)バックパックなのですが、本革の為、実は少々重たい。そこに、1.4㎏を超えるパソコンを入れると更に重くなり、お世辞にも快適とは言えない。そこで次回ノートパソコンを買う時の第一条件に「1㎏前後の軽さ」があったのです。
個人的に、重さ的にはこの組み合わせがギリOK


ノートパソコンは入っているようには見えない

ウーン良い組み合わせです。この後スタバに突入です!









バッテリーの実用性は?
スタバでデビューで検証する(htc10で撮影


カッコいい!一人でニヤニヤしてます。周りから見ると多分キモイ(笑




利用スタート 午前8:12分

  スタート(バッテリー残100%)

◆午前8:12 電源オン
◆スターバックス WiFiスポット接続
◆節約機能オン・高度100%
◆作業:このブログを記入、写真のアップロード
◆ブラウジングもしながら、illustrator・Photoshopを少々
午前11:12 電源オフ

  ここまで3時間利用(バッテリー残57%)

◆午後6:00 電源オン
◆自宅 IEEE 802.11acで接続
◆USBからの写真データ3Gほど転送
◆MediaGoで音楽や動画を再生
◆YouTubeを2本視聴
◆午後7:00 電源オフ

  ここまで4時間利用(バッテリー残33%)

◆午後11:30 電源オン
◆YouTubeでミュージックビデオをズット再生
◆午前 0:30 電源オフ
  ここまで5時間利用(バッテリー残8%)
再度起動しようと電源ボタンを押しましたが、反応なし。残量8%では起動しない様です。バッテリーが干上がるとマズいので充電しなくては!

動作スピード、画面の明るさにも不満はありません。細目に節約をすることもなく、雑に使って5時間は使用出来ました。私は通しで4時間使えれば良いので、マズマズの合格点です。気持ち的にはもう2時間余裕が欲しいところですが。



「USB PD」対応の急速充電器を購入
HP SpectreはPD(Power Delivery)に対応しています。ACアダプタがあまりにも巨大なのでコンパクトな「USB PD」アダプタを購入しました。
RAVPOWER  RP-PC112
61W USB-C 急速充電器


【総括】

実は今回ほど、所有する喜びを感じたパソコンは過去にはありません。美しさと渋さとスペックが高次元で融合しています。hpの本気・底力を感じる逸品だと感じました。今後も数年に一回はSpectreの最高グレードを出し続けてほしいと思う。

少し高価でも、周りの人と同じでないお洒落なパソコンを手に入れたいなら絶対に検討するべきマシンだと思いました。