2016年3月21日月曜日

NW-M505の後継を探していて、たどり着いた結論は、「ウォークマンA20シリーズNW-A25」+「ワイヤレスオーディオレシーバーMUC-M2BT1」の組み合わせだ! また、LDAC(エルダック)コーディックを利用したBluetoothオーディオの音は良いのかも評価レビューしてみます。

SONY ウォークマン A20シリーズ 16GB
ハイレゾ音源対応 2015年モデル NW-A25SM シルバー

2013年12月から、お出かけ用オーディオとして「NW-M505」と「HA-FX700」を愛用しているが、そろそろマシンもくたびれてきたし、MP3の音源に物足りなさを感じてた。

お出かけマシンとして「NW-M505」を使い続けているのには理由がある。音楽を聴きながら電話のヘッドセットの役目としても使えるからである。しかし、時代の流れか、耳が肥えたのか、MP3ではもう満足できない体になってしまった(笑

随分と前から「NW-M505」の後継を待っていたのだが一向に出る気配がない、きっともうこのコンセプトの商品は出ないと感じた。そこで、次の条件に方向転換し商品を待った。

①ハイレゾ対応でコンパクトなWalkman
②スマホとWalkmanの両方に接続できるワイヤレス装置
③イヤフォンは手持ちの物を色々使える事

そして、この①~③を満たす「ウォークマンA20シリーズNW-A25」と「ワイヤレスオーディオレシーバーMUC-M2BT1(2016年3月12日発売)」出会ったのです。

「NW-A25」はハイレゾ対応のコンパクトWalkmanで、Bluetoothの高音質コーデック「LDAC(990kbps伝送時)」に対応している。
「MUC-M2BT1」はMMCX端子を搭載し「LDACコーデック」対応のネックバンド型Bluetoothレシーバで、「SONY XBA-Z5HA-FX850」を接続でき、さらにマルチペアリングでスマホとも同時接続できる・・・・・はずだ・・・。




ウォークマンA20シリーズ
NW-A25SM シルバー


SONY ウォークマン A20シリーズ 16GB
ハイレゾ音源対応 2015年モデル NW-A25SM シルバー
出費は押さえたいので、16GBの一番安いタイプにしました。メモリー容量以外の機能は基本的に全て同じ。SDメモリーに対応しているのでハイレゾ音源データにも十分対応できます。
音造りについても過去の高機能Walkmanの技術をシッカリと使っている。

詳しい仕様についてはSONYページをご覧ください
高音質を実現する本体設計」もご覧ください


OSはオリジナル、ボタンを押すと瞬時に起動する。この辺はAndroidOSに勝っている。
下の黒いのはWALKMAN「NW-ZX2」です。

デザインはシンプルでSONYらしい、コンパクトで薄く軽い。


白いキャップがあったのですが、もう無くしました(涙

SDスロット ホールド ボリューム

NW-ZX2と音を比べるのはなんだが、音の方向性は違うように感じた。どちらかと言うと音がストレートでスピード感のあるNW-ZX1に近い音造りに感じた。

液晶の下に、スイッチがあるのにしばらく気が付かなかった(笑

背面の穴はノイズキャンセラーのセンサーだろう。しかし、私には関係ない。

カバンの中に投げ込むのでケースは必須だ!

造りはチープに見えるが、十分に事は足りる


ふたの裏側は本体に優しい素材だが、ふたを閉じた状態で軽くふたを押すと真ん中のボタンを押してしまい一時停止する。ポケットの中やカバンの中で何かの拍子に何度か一時停止した。まあ、物は考えようで本体をラフに押すだけで簡単に一時停止・再生ができると思えばよい。(笑
後日、ホールドスイッチに気が付いた。再生中はホールドONが基本だ。


【NW-A25SMの総括

音はMP3音源の「NW-M505」に比べると流石に良い!
FLAC(無損失圧縮)の情報量は素晴らしく「HA-FX700はこんな良い音で鳴ったかな?」と思ってしまった。音場の広がり深み、音の多さをすぐ感じることができる。
ただ、ボリュームを上げると、少し高音域が刺さる感じがある、この辺はエージングにより少し変わってくると期待したい。

バッテリーの持ちも良いし、これなら、お出かけ用のお気軽Walkmanとして申し分ないと感じた。ハイレゾ入門機として、この価格ならコスパは高いと思った。

試しに「SONY XBA-Z5」や「JVC HA-FX850」もつないでみたが、音は良いが、はやりアンプの出力不足を感じてしまう。バランス的にもHA-FX700が似合うと感じた。

更に久々にHA-FX700をNW-ZX2につないでみた。完璧にエージングされたHA-FX700は今まで聴いたことのないほどの美しい音で、深く深く艶やかなサウンドを奏でた。改めてNW-ZX2の凄さを感じてしまう。













ワイヤレスオーディオレシーバー
「MUC-M2BT1」

ワイヤレスオーディオレシーバー「MUC-M2BT1」
MMCX端子搭載ネックバンド型のBluetoothレシーバ


質量: 約33g
電源: DC3.7V : 内蔵充電式リチウムイオン電池
充電時間: 約2.5時間(フル充電)
充電方法: USB充電
電池持続時間(連続音声再生時間): 最大7.5時間
電池持続時間(連続通話時間): 最大7.5時間
電池持続時間(待受時間): 最大200時間

通信方式: Bluetooth標準規格 Version4.1
出力: Bluetooth power class2
最大通信距離: 見通し 約10m
使用周波数帯域: 2.4GHz帯(2.4000GHz-2.4835GHz)
変調方式: FHSS

対応Bluetoothプロファイル:
A2DP(Advanced Audio DistributionProfile)
AVRCP(Audio Video Remote Control Profile)
HFP(Hands-free Profile),HSP(Headset Profile)

対応コーデック: SBC,AAC,aptX,LDAC
対応コンテンツ保護: SCMS-T方式

伝送帯域:
(A2DP)20Hz-20,000Hz(44.1kHzサンプリング時)
20Hz-40,000 Hz(LDAC 96 kHzサンプリング、990 kbps時)


ホームページに記載はなかったがマルチペアリングにも対応している一安心。
基本機能はh.ear in Wireless(MDR-EX750BT)と同じようだ!

中にさらに黒い化粧箱が。

本体が出てきました。

ビニールテープが巻いていますが取りにくい。何のためのテープなのかよく分からない。袋もついてます。

しかし、本体とイヤホンの間の線が細い、切れないかな?もう少ししっかりとした線のほうが安心なんだが。

SONY XBA-Z5を接続、しっかりパチンとハマる。

ブルートゥース(LDAC)で簡単接続!でも接続に少し時間がかかる。

軽い。本体はシットリと柔らかく、地肌への着け心地は悪くない。

最初少し邪魔かなと思ったがすぐ慣れた。しかし、ダラダラとケーブルが無いのはやっぱり楽だ。

LDACコーデックのサウンドはXBA-Z5のノーマルケーブルと遜色ない音と感じた。ちゃんとXBA-Z5の音が出ているし、ノイズもなく音楽に没頭できる。ワイヤレスとは言わず誰かに聴かしたなら、有線ケーブルだと思うだろう。それほど音はちゃんとしている。

タクシーやホテルの側、電波の混雑している場所、プレイヤーとの距離が離れた時などに遅延が発生することもあり、そういった時に「ああ、これはワイヤレスなんだな!」と思い出す。

後で、Xperia Z1にペアリングしてみた。音楽を聴きながらXperia Z1に電話を掛けてみた。音楽が小さくなり電源ボタンを押すことにより電話を取ることが出来た。再度電源ボタンを押し通話を終了すると再度音楽が鳴り始める。


【総括】

「ウォークマンA20シリーズNW-A25」+「ワイヤレスオーディオレシーバーMUC-M2BT1」の組み合わせは、十分にNW-M505のコンセプトの置き換え出来るもので、更にワイヤレスの音質としては異次元だし、ケーブルレスのストレスフリーは最高なのである。
また、重要なのはケーブルのタッチノイズは皆無と言う事。これは本当に素晴らしいことなのです。

ただ、不安もある。ケーブルが細いのでイヤホンをブランとさせた時に不安だし、袋に収納する時もケーブルが不安だ。
さらに、本体が大きいので首から外した時の置き場所に少々悩む。私は常にバックを持っているので袋に入れてバックに入れれば何とかなるが、バックを持たない人には不便かもしれない。

ただ、そう言った不便を考えても、この商品は非常に魅力的なのだ!「自分の手持ちのイヤホンをワイヤレスで良い音で聴きたい!」そんな方は検討の一つに入れてみてもいいと思います。






おまけ

自分なりにWalkmanからLDACを使った
Bluetoothオーディオの流れを考えてみた。


さて、ここで是非試さないといけないのは、LDAC(エルダック)コーディックを利用したBluetoothオーディオがちゃんと各プレイヤーの音の持ち味を伝えられているかどうかである。

もちろん接続するのは、LDAC(エルダック)対応のウォークマンZX2「WALKMAN NW-ZX2」だ!

NW-A25の接続時と同じイヤホンXBA-Z5を使用する。





フラットでスピード感のあるNW-A25の音に比べ、深く艶やかな空気感!更に沈み込む低音域、伸びる高音域!これは間違いなくNW-ZX2の音です。

また、NW-ZX2とMUC-M2BT1の間には有線ケーブルは存在しない、つまりその間の伝達ロスやタッチノイズは非常に少なく、今後は(MUC-M2BT1の性能アップ)で音はさらに良くなっていく。そんな予感もしてきました。MUC-M2BT1の後継バージョンが今から楽しみです。


改めてBluetoothオーディオ、LDACコーディックの未来を感じました。「近い将来、有線ケーブルによるリケーブルの時代は終わる」少なくとも「室外で音楽を聴く時にはワイヤレスが基本になる」個人的にはそう思いました。

Walkmanがオーディオデバイスの世界シェアを、iPod・iPhone・SmartPhone等に奪われたのは記憶に新しいところですが、それでも粛々とWalkmanの開発を続け、新しい音にチャレンジし続けているSONY!もっと評価されても良いんじゃぁないかなと個人的には思うわけです。


2016年3月20日日曜日

マイブームはアースカラーのコーディネイト! カーキの中でもベージュやオリーブやグリーンを中心とした着こなしが好きです!

Earth Color(アースカラー)

春夏を過ごせるカーキのMA-1を探していて、良いのを手に入れた!The DUFFER of ST.GEORGE(ザダファーオブセントジョージ)の防水、撥水、透湿性に優れた機能素材を使用したMA-1タイプのブルゾンだ!

スッキリと着たかったのでサイズはSをチョイスした。素材はナイロン100%,リブ部分:ポリエステル96%,ポリウレタン4%なのでストレッチも効いていて着やすい。

着丈 肩幅 身幅 そで丈 重量(g)
61.5  42  53  61.5   340
褪せた絶妙のオリーブ、リブの色も何とも言えない。

ジップ上部に2カ所スナップボタンが付いている。実用性はあるのか?飾りなのか?

腕のポケットもカッコいい。

リブは柔らかく着心地が良い。

サイドのポケットも可愛い

ダブルジップでコーディネイトにも変化が加えられる。

ハニカム柄プリントを施して、肌の接触時のドライ感を向上させてくれる。

実際サラサラして気持ちいい。真夏もイケルかな!

以前買ったDUFFERのグリーンのMA-1タイプのテーラードジャケット風ブルゾン。グリーンの方は袖のリブが無いのでスッキリと決まる。

オリーブやグリーンのカーキを着こなしを考える時に最もベーシックな着こなしは、モノトーンに合わせることだ。初めてカーキにチャレンジする方は是非チャレンジしてほしい。簡単にカッコいい着こなしになります。

【ベース】
パンツ:Replay(リプレイ)
シューズ:SUPERGA(スペルガ)
シャツ:白ロンT


ジャケットにオリーブのテーラード
キチット感と綿麻の素材感が絶妙の抜け感を生む。オリーブと白黒の愛称は抜群にカッコいい!



DUFFERのMA-1テーラードジャケット風
ワイルド感とチャット感がミックスした。光沢のある素材のグリーンは高級感もあり、大人っぽいMA-1コーディネイトを決めてくれる。もちろん、インに綺麗目のシャツを入れれば更にドレッシーに仕上がる。



褪せたオリーブのMA-1風ブルゾン!
とても軽くて春夏秋に活躍しそうだ!また、防水・撥水素材なので雨の日にも大活躍する。腕にダブつきも少なく、スッキリとしたタイト目なサイズ感なので、大人っぽいカジュアルが簡単に仕上がる。



さて、本来ならここで終わりなのだが、私のマイブームはオールアースカラーの着こなしだ。上記の着こなしの【ベース】を変更しアースカラーのコーディネイトにしてみたい。




【ベース】
ベージュ系のカーキで統一した。
パンツ:DUFFERのコーデュロイパンツ
シューズ:Tricker's 5633 カントリーバートン
ベルト:Clampベイカーベルト
シャツ:白ロンT+褪せた茶のヘンリーネック

見にくいが茶のロンTは裾等は切りっぱなし、全体的にエージングもされており抜け感は半端ない。パンツもエージングされたコーデュロイでこちらも抜け感が激しい。そこにどっしりとしたトリッカーズで引きしめバランスを取っている。




明るめのベルトとシューズで春っぽさを出しました。これだけれも優しいアースカラーコーディネイトは完成だが、ここに先ほどの3タイプのジャケットを加えると更にメリハリの付いたアースカラーが生まれます。




ジャケットにオリーブのテーラード
キチット感が加わり実に美しい。オリーブとベージュの組み合わせは優しく体を包み込んでくれる!







映えるグリーンのジャケット
カジュアルに決める
Tシャツとデニムに爽やかなグリーンを合わせます。ジャケットはSHIPS(シップス) の物でメッシュで春から夏まで快適に過ごせます。GREENとブルーデニムはカジュアルの鉄板です。足元は白のスニーカーが良いですね!


少し大人っぽく決める
このGREENをもう少し大人っぽく着こなしてみたいと思います。パンツ・ベルト・シューズは落ち着いたベージュ・キャメル系でまとめます。足元にはトリッカーズ、小物を使う場合は茶系やマスタード系の物を合わせます。ブルーデニムとは違った暖か味と落ち着きのある大人のコーディネートが出来ます。

ヘンリーネックの白Tシャツをオープンでカジュアルに
ついでにジャケットの袖も折り曲げてカジュアル度をUP!
キャメルチノパンは8~9分丈で抜け感を
足元はトリッカーズのConker(コンカー:赤茶色)


Tシャツをインしてベルト出しすると少し大人っぽくなります
キャメルチノパンは8~9分丈で抜け感を
足元はトリッカーズのConker(コンカー:赤茶色)


Tシャツをインしジャケットボタンを留めて少しキチット感を出します
キャメルチノパンは8~9分丈で抜け感を
足元はトリッカーズのBeechnut Antique(茶色アンティーク調)


オロビアンコのからし色のトートバックで鮮やかさプラス!
キャメルチノパンは8~9分丈で抜け感を
足元はトリッカーズのBeechnut Antique(茶色アンティーク調)





COACHのブラウンのトートバックで渋さをプラス!
バックの色や持ち方でイメージも変わってきます
キャメルチノパンは8~9分丈で抜け感を
足元はトリッカーズのBeechnut Antique(茶色アンティーク調)





DUFFERのMA-1テーラードジャケット風
光沢のある素材のグリーンは新緑の大木でしょうか(笑。そう言ってしまえば身もふたもないですが、実は人間が最もホッとする着こなしではないでしょうか?





褪せたオリーブのMA-1風ブルゾン!
スッキリとワイルドにそして優しい着こなしができました。しかし、トリッカーズはカジュアルからビジネス、ドレスまでカバーします。この適応力は凄いの一言です。








【ベース】
パンツ:DUFFERのスキニーパンツ
シューズ:Tricker's 5633 カントリーバートン


ボトムにはモスグリーンのスキニーパンツを履きました。
春には「色が濃く重い」と思われるかもしれませんが、9分丈で足首で抜け感が出るので、重さを感じさせません。
また、サイズMで買ったのですが、予想以上に小さくてパツンパツンになってしまいました。お見苦しい点ご了承ください。


ナチュラルカラーのスエットでカジュアルに
トップにはシンプルにスエットを着ました。ラフになりすぎないように、トリッカーズでちゃんと感もだしました。





スカイブルーのシャツでドレッシーに

トップには清潔感あふれるブルーのシャツを着ました。ちょっとした飲み会でも対応可能。シンプルで大人っぽい着こなし。夏場は袖をぐいっと上げればOK!




ミットナイトブルーのチェックシャツ


落ち着きのあるカラーと格子柄が、モスグリーンのパンツとよく合います。シャツの丈の長さも絶妙です。




パツンパツンですみません!(笑
ストレッチが入っているので見た目ほどきつくないんですよ!


ライトベージュのミニタリージャケット

JIMMY TAVERNITI(ジミー・タヴァニティ)の明るい合わせやすいベージュのジャケットです。トップを明るいアースカラーにすると一気に全体が爽やかになります。



グレーの迷彩パンツ



カーキ・モスグリーン


ベージュのコーデュロイパンツ





如何でしょうか?よく、カーキの着こなしは黒以外難しいと言う声も聞きますが、アースカラーを考えながらカラーを揃えれば実はとても合わせやすいのです。ただ、春夏にあまり暗い色ばかりにすると本当に泥や枯葉の様になってしまうので、明るい色を沢山入れたほうが良いと思いました。




カーキとは本来「土埃」を意味する言葉で、通常の用法としては主に陸軍の軍装色を指す。JIS慣用色名において「カーキー色」として定義されている色は「茶色がかった黄色」と表現されるものであるが、軍服の色は国や時代によって差異があるため、現実には橙色に近いものから緑色に近いものまでかなりの幅を持って使われており、単一の色調を示す用語ではない。このため「砂色」、「枯草色」などと呼ばれる場合もあり、「黄土色」や「オリーブ色」、「ベージュ」なども広い意味でのカーキ色に含まれる。いわゆるアースカラー全般を指す言葉である。
wikipedia

アースカラーとは大地や空、緑、海を感じさせる地球の色の組み合わせ。緑系と青系が中心とした色素材です。